コロナ禍で気づいた、オフラインだから伝わる「熱量」の重要性(Leaner Technologies 大平裕介さん)
MITSUBOSHI 1887を愛用してくださっている「使い手」の声と出会うMeets VOICE(ミツボイス)。今回は株式会社Leaner Technologies代表の大平 裕介さん、HRの吉岡 慧斗さんに、代官山ショールームスタッフの佐藤 汐里(汐)がお話を伺いました。
『圧倒的な着心地と軽さに驚きました』
(汐)
この度は、ICCサミットでのスタートアップカタパルト優勝、誠におめでとうございます!
MITSUBOSHI 1887からは賞品としてメリノTシャツを社員全員にプレゼントせていただきました。
事前に社員の皆さまにお答えいただいたアンケートにて、着た瞬間の印象を伺ったところ「なめらかさ」「気持ちいい」「やわらかさ」など、素材感にご満足いただけた様子でしたが、実際に届いたときいかがでしたか?
(吉岡)
まず、『普通のTシャツとは全く違うね』と盛り上がりましたね。
テンションが上がり、思わずその場にいた皆で記念撮影をしてしまいました。
(大平)
出してテンションが上がるTシャツって、なかなかないと思います。
特に気に入ったのは、着心地の良さ。触れた瞬間に驚きがありました。日頃サービスを創っている身として、体験した瞬間の”Wow”は重要だと思っていて、単純にユーザーエクスペリエンスとして参考にしたいと思いました。
(汐)
ありがとうございます!
届いてすぐに着てくださったのですね。
(吉岡)
手に持ったときは、なめらかさはありつつ、少し重さも感じていたのですが、実際に着てみると何も着てないような着心地だったので、驚きました。
着心地と軽さが一般的なTシャツとは全然違いますね。
(大平)
吉岡は知ってると思うんですが、実は自分は服に関してこだわりが無くて…いつもは仕事に全神経を集中しているので、そうするとそれ以外のことに興味が湧かくなっちゃうんです。
でも、メリノTシャツは触り心地や着心地が本当に良かった。服に鈍感な自分でも「これは他とは違う」とすぐに分かりました。
(汐)
そう思って頂けて嬉しいです。
お仕事のパフォーマンスにもお力添えできれば幸いです!
また、吉岡さんが仰るように、手で持ったときと着たときの感覚は少し違いますね。
お話を聞いて、ぜひ多くの方に体感していただきたいなと思いました。
(吉岡)
着心地ももちろんですが、デザインに関しても、ビジネスシーンに適応できるスマートさがあって良いと思いました。
実は、私の両親はアパレル関係の会社に勤めていたので、私自身幼いころから服に興味があったんです。
そのため「着心地はよくても、形はどうなんだろう?」と、着たときの見え方も気になっていました。
ですが、そんな心配は無用でした。着心地が良いだけでなく、見た目にもスマートさがあって、だから普段使いとして選びたくなってしまうんだろうなと思いましたね。
着るものを統一することで、チームに共通の感情が生まれる。
(汐)
事前にお答えいただいたアンケートで感動してしまったのですが、ほとんどの皆さんが「チームとして同じTシャツを着ることで一体感を感じられることが嬉しい」と、ポジティブなコメントを寄せられているんですよね。
(大平)
僕は元々、会社のロゴTシャツなどの同じ服を着ることは、チームの士気を高めるためにすごく良い取り組みだと思っていました。
特に、新型コロナウイルスの感染拡大でリモート勤務が一般化している今、家でも何の抵抗もなく着られる、おそろいのメリノTシャツをいただけたというのは、とても嬉しかったです。
(汐)
嬉しいお言葉ありがとうございます!着るものって一番熱量が伝わりますよね。
MITSUBOSHI 1887のチーム内でも、イベント参加の際など「ここぞ!」という場面で、全員がメリノTシャツを着ていると嬉しくなります(笑)
(大平)
全員が揃うと、ペアルックみたいになるんですよね。
私たちは「みんなで同じ色にしよう!」と話して、ダークネイビーで統一し、全員お揃いにしました(笑)。
デザインだけでなく、リラックスした着心地のよさも含めて「同じ感覚を共有している」という一体感を感じられるのは、メリノTシャツならではだと思います。一般的なロゴTシャツにはない価値があると思いますね。
(汐)
アンケートでは、プライベートで着れることへの魅力も感じていただいていました。
無地だからずっと着れるという良さもあると思うので、メリノTシャツに長く親しんで頂きたいです。
コロナ禍で気づいたオフラインだから伝わる「熱量」の重要性
(汐)
ここで、今更ながら、Laener Technologiesさんの事業についてお聞きしていきたいと思います。
Leaner Technologiesさんは、日本では珍しい分野の会社だとお聞きしました!立ち上げの経緯をお聞かせください。
(大平)
我々が開発・提供する「Leaner」は、企業のコストを適正化するためのSaaSサービスです。
前職であるコンサルティングファームでの勤務経験を経て、多くの日本企業が課題を抱える本領域の問題解決をするため、Leanerを立ち上げました。
企業のコスト、特に私たちが扱う「間接費」のコスト管理という分野は、実はグローバルでは技術革新や活用が進んでいて、日本では大きな遅れをとっている領域なんです。
ほとんどの日本企業が抱える課題を解き、いずれはグローバルに追い付き、追い越そうという思いで、日々取り組んでいるというのが現状です。
国内に類似サービスはなく、コンセプトが新しいので、今回のICCのスタートアップ・カタパルトで評価いただけたのだと思っています。
(汐)
新型コロナウイルスの影響で、企業の注目度も高まっていると聞いています。時代の追い風を感じることはありますか?
(大平)
はい。新型コロナウイルスの影響で、法人も個人も、様々な業務をオンラインに移行しています。
「お医者さんには会わなければいけない」「見積もりは直接渡さなければいけない」といった、オフラインでなくてはならないと考えられていたことが、すべて”ガラポン”されている印象です。マーケットは大きく変化していますよね。
この動きは、私たちがビジネスをしている領域でも同様です。また、一部の産業では売上をあげることが難しい状況に直面しており、支出を見直す機運も高まっています。
業務をより効率化すること、無駄を削減していくことは、これまで以上に求められていくでしょう。
個人の所感として、今回のスタートアップ・カタパルトでも「リモートワーク」や「オンライン手続き」を加速させるような企業が高い評価をされていた印象がありますね。
<ICCサミット 登壇時の大平代表(資料提供 ICC)>
(汐)
今回のICCはコロナ後初のオフラインで開催された大規模カンファレンスだったと思うのですが、「リアルな場でオンラインサービスのプレゼンがウケた」ということですね。
(大平)
面白い構図でしたよね。実際に参加してみて、やはりリアルの場は、人の熱量を感じられて良かったですね。
Leaner Technologiesでは、感染拡大がひと段落した頃から社員に週1日は出社してもらっているのですが、それは「熱量を共有する」という理由が大きいですね。
メリノTシャツを皆に渡す時も、各自の自宅に送付することもできたのですが、直接顔を合わせた方がいいと思って、メンバーが出社するタイミングで渡しました。
(汐)
Leanerさんのチームへの意識が高くて本当に憧れます!
以前のコンサルにいらしたときから、大平さんはそういったところを意識してきたのですか?
(大平)
コンサルティングファームは会社への帰属意識というより、一人のプロとしての存在意義の方が重視されている気がします。クライアントから高額の報酬をお支払いいただいているので、その分の価値をプロとして提供する必要がありますから、当然でしょう。
一方、スタートアップは、出口が見えず苦しい局面が多い。必然的に、逆境を共に乗り越える「仲間の存在」がより重要になってきます。
良し悪しではないと思いますが、スタートアップは「よりエモーショナルに仕事に熱中したい」人におすすめです。(笑)
(汐)
スタートアップに『エモさ』を求めるのは初めてお聞きしましたが、とても共感します。
本日は貴重なお話お聞かせいただき、ありがとうございました。
今後のご活躍、心より楽しみにしております!
Leaner Technologiesの皆さんが着ているメリノTシャツはこちら
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