ありがとう!代官山ショールーム 思い出を振り返りますPart2
ありがとう!代官山ショールーム
思い出を振り返りますPart2
代官山ショールームの営業は2月いっぱいで、3月から恵比寿へ移転いたします。今回は代官山ショールームの思い出をスタッフの山田がお伝えいたします。
1. 自信を支える一着をつくれる
メンズスーツ受注会
代官山ショールームでは受注会、もしくはご予約があった際にオーダースーツのご注文をお受けしておりました!
はじめはどのようにご案内したらよいのか不安で緊張していたのを覚えています。
スーツ自体にあまり馴染みがなく知らないことばかりだったので、TAILOR LINEの澁川さんのご案内を一緒に聞いては学ぶことばかりでした!
テキスタイルのご紹介をさせていただくことがあったのですが、最初は緊張してよく話せていなかったと思います。優しく最後まで聞いてくださったお客様、ありがとうございます。
スーツを着る場面や季節、頻度などによってお客さまがお求めになるスーツが異なるため、どのようなお仕事をされているのか伺うことも多く、自分の知らない生き方を少し知れたこともありました。
オーダースーツは仕事着として着るだけではなく、セルフイメージを高めてくれるものだということは印象に残っています。驚くことに、オーダースーツを作ってまもなく裏地の刺繍にいれた目標を達成したり、勝負スーツを着る機会が多くなる方がいらっしゃるのだそうです。
MITSUBOSHI 1887ではオーダースーツを「勝負所で背中を押す一着」としてご案内しておりますが、上質な素材と信頼できるお仕立てで仕上げたスーツは確かに勝負所での自信を支えてくれるものだと感じました。
2. オーダーメイドだからこそ実現できることがある
レディーススーツ受注会
レディーススーツ受注会は、女性のお洋服を専門的に作られているFukuleとSAYURI TANEIとの共同で開催させていただきました。
女性の場合、男性に比べて体の凹凸や個人差が大きいため既成服では難しいスタイルをオーダースーツだからこそ実現できることが多く、オーダーいただいた方には満足いくものをお届けできたのではないかと思っています。
また、デザインの種類や、選ばれる色や柄も様々だったので、テキスタイルによってどのような雰囲気のスーツが完成するのか、こちらも楽しみにしていました。
実は私もレディースオーダースーツを仕立てていただいています。オーダーメイドでお洋服をつくってもらうのが始めてだったので、わくわくしたのを覚えています。私が選んだ生地はスーパーサキソニーというウールの生地だったのですが、50年に亘って支持され続ける三星毛糸の定番生地なのだそうです。しっかりした厚みがありながら着ると柔らかく馴染んで、使う度につくっておいてよかったなと感じるお気に入りの一着です。
私にとっては背伸びをした買い物だったのですが、大事なときにはこれを着てがんばるぞ!という意気込みで仕立てていただきました。これからも大切に使いたいと思います。
知らなかったテキスタイルの奥深さ
オーダースーツのご案内や、店頭に立ってお客様にご説明できるよう、テキスタイルについて教わったこともたくさんありました。三星毛糸で企画しているサスティナブルな素材について教えていただいたり、機屋さんやニット工場へ伺ったり、ウールのプロフェッショナルにお話をきいたりと、今まで知らなかった作り手の工夫や、素材の奥深さを知ることができました。
例えば、ウール100%といっても、ウール自体にランクがあったり、どのように生産されたものなのか関心が高まっていたり、知らないことがたくさんありました。
MITSUBOSHI 1887にご来店される方にはテキスタイルに関心の高い方も多く、ご来店時に気に入っている生地メーカーや、好きな柄、素材などのお話を聞くのも楽しかったです。
★★★
ショールームは3月から恵比寿へ移転いたしますが、メンズスーツのご希望はそちらでご対応できますので、もしご希望の方はお問合せくださいませ。ストールやスーパーメリノシリーズなどお手に取って確かめたい方は、ぜひクローズ前の代官山ショールームにお越しください。
代官山ショールームは2月末まで営業、15 : 00 ~ 19 : 00 の時短営業とさせていただいております。在店スタッフは感染防止対策として消毒や換気、ソーシャルディスタンスの確保を徹底し、ご接客させていただきます。
ご来店の際には十分にお気をつけて、あたたかい服装でお越しくださいませ。