やさしいお洗濯のすゝめ
衣服と長く付き合う秘訣の一つ、「お洗濯」についてお伝えします。衣服を清潔に保つのは大事なことですが、お洗濯(厳密に言うと「回転」)をしすぎると、衣服にとても大きなダメージを与えてしまいます。
MITSUBOSHI 1887の「23時間を快適にするメリノシリーズ」は洗濯機でのお洗濯が可能なように仕上げておりますが、ダメージはなるべく少なくして末永くご愛用いただければ幸いです。
※「やさしいお洗濯のすゝめ」は、全自動と比べると手間が掛かるのが正直なところです。「初洗い」のタイミングや、部分的に取り入れられるところからトライしてみてください。
【やさしいお洗濯のすゝめ】
1. 前提
- ベストなのは手洗いです。
- 日本の軟水は浸透力が強く、それだけで洗浄力があります。
- ドラム式は、水が希少で硬水のため汚れの落ちにくい欧米の環境に合わせた洗濯機であり、叩き洗いをするため縦型に比べると衣服へのダメージが大きい傾向があります。
2. 手洗いの場合
- バケツにお水を張ります。
- 少量の洗剤(水量10Lに対して洗剤約5ml)を入れ、事前に混ぜます(撹拌)。
- 衣服は必ず裏返しにします。表面の色落ちや毛玉を防ぐ為です。
※ひどい汚れがある場合は、このタイミングで前処理剤でスプレーをし、洗濯ブラシで叩いて汚れに刺激を与える予洗いを行います。 - バケツに衣服を静かに入れて押します(こすらない)。
- やさしくおにぎりを握るようにし、水を落とします(絞らない)。
- ネットに入れて洗濯機で脱水1分をします。ここで汚れが落ちます。
- 洗濯機から出し、バケツに入れたきれいな水ですすぎます。
- もう一度ネットに入れて脱水1分をします。
- お水が若干含まれている状態で干します。水分の重みのため縮みにくくなります。
3. 縦型洗濯機の場合
- 事前に洗濯槽に多めの設定で水を張ります(衣服は後でいれます)。
- 水量に対して適量の洗剤を入れ、混ぜます(撹拌)。
- 手洗いと同様、衣服を裏返してネットに入れてから洗濯機に入れます。
- 洗い8〜10分、すすぎ1回、脱水3分以内をします。特に脱水は長くならないよう注意してください。
- 手洗いと同様に干します。
4. ドラム式洗濯機の場合
- 空容器などを使い、水と洗剤を1:1で混ぜ、洗剤ポケットに入れます(撹拌)。
- 手洗いと同様、衣服を裏返してネットに入れてから、洗濯機に入れます。
- 洗濯15〜20分、注水すすぎ2回、脱水1〜3分をします。洗濯時間は長め、脱水時間は短めを意識してください。
- 手洗いと同様に干します。
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